私は今の状態で、依頼者のWordPressを更新しません。実機で更新と復元を試していないため、まず自分のテスト環境で失敗できる状態を作る必要があります。
この確認表は使用レビューではなく、WordPress案件を扱う前の下調べです。更新通知をまとめて処理し、画面が崩れたときに戻す範囲を判断できない状況を避けるため、作業前に見る項目を並べました。
2026年8月25日に、WordPressの更新手順とバックアップ解説、エックスサーバーの自動バックアップを確認しています。画面操作と復元結果は、まだ確かめていません。
保存するのは、ファイルとデータベース
WordPressのサイトは、一般に二種類のデータで成り立ちます。
| 保存対象 | 主な内容 |
|---|---|
| ファイル | 本体、テーマ、プラグイン、画像、設定ファイル |
| データベース | 投稿、固定ページ、ユーザー、各種設定 |
ファイルだけを保存しても、投稿や設定は戻せません。データベースだけでは、アップロードした画像やテーマの変更が足りません。
同じ時刻の一組として、サイト名と取得日を書きます。別の日付を混ぜると、表示とデータが合わない可能性があります。
更新前の7ステップ
1. 更新前のWordPress、テーマ、プラグインの版を記録する
2. トップ、代表記事、フォームの現在の表示を残す
3. ファイルとデータベースを保存する
4. 保存先からデータを読めるか確認する
5. 更新対象を一つ選ぶ
6. 更新後に公開画面と管理画面を確認する
7. 作業時刻、結果、復元の有無を記録する
複数のプラグインとテーマを同時に変えると、問題の原因を分けにくくなります。緊急の安全更新などを除き、一つずつ結果を見ます。
管理画面の「完了」だけで終わらせない
更新後は、読者が触る場所から確認します。
- スマートフォンでメニューが開く
- トップと記事で画像が欠けていない
- 問い合わせフォームを送信できる
- 管理画面へ再ログインできる
- 予約、決済、会員機能が動く
キャッシュを使っているサイトでは、別のブラウザやプライベート表示でも開きます。不具合があれば、直前に更新した名前と時刻を記録します。
エックスサーバーの保存期間
エックスサーバーは、Web・メールデータとMySQLデータベースを1日1回保存し、原則14日分保持すると案内しています。一部の旧サーバーでは、Web・メールデータが7日分です。
公式ページは、バックアップデータの完全性を保証していません。対象外データや、処理を停止する場合もあります。大きな変更前には、サーバー外にも自分の控えを置きます。
想定例(架空):復元すると新しい記事が消える
8月25日にプラグインを更新し、画面が崩れたとします。8月23日のデータベースへ戻せば、24日と25日に公開した記事や変更した設定が失われる可能性があります。
この想定では、すぐ復元ボタンを押しません。現在のデータを別に保存し、Webファイルだけ戻すのか、データベースも戻すのかを決めます。
これは架空の障害例です。実際の復元では、利用中のサーバー会社の手順と保守担当者の判断を優先してください。
復元前に書くメモ
不具合を見つけた時刻:
直前に変えたもの:
戻す対象(ファイル/DB/両方):
選ぶバックアップ日:
その日以降に増えた記事・画像:
現在データの保存先:
復元後に確認するURL:
範囲を判断できなければ、作業を止めてサーバー会社か保守担当者へ相談します。
制作案件では、公開前に保守範囲を決める
WordPressサイトを納品する場合、次を依頼者と決めます。
- 更新通知を読む人
- 更新作業をする人
- バックアップの保存先
- 不具合時の連絡先
- 復元の料金と対応時間
- 保守契約の終了日
制作費だけで無期限の更新まで引き受けると、責任と作業時間が曖昧になります。Web制作の初案件へ応募する前の確認で、納品後の対応を見積もりへ書く項目を説明しています。
サーバーを選ぶ段階なら、バックアップと復元を含む7つの比較項目へ。エックスサーバーの具体的な保存条件は、契約前に料金と条件を調べた記事で確認できます。
私なら、最初にローカルのテストサイトを作り、バックアップを取ってからわざと一つ変更します。元へ戻せたことを確認するまでは、実案件の保守メニューへWordPress更新を入れません。