ChatGPT、Claude、Codexを毎回すべて使う必要はありません。このサイトでは、考えが固まっていないときはChatGPT、記事全文を別の目で読むときはClaude、実際のファイルを直して公開するときはCodex、と役割を分けています。

3つ使えば自動で良い記事になるわけでもありません。最初に公開した記事には、AIを何度通しても運営者の動機が抜けた文章がありました。最後に事実を選び、公開するのは私です。

私は営業職の会社員で、記事制作やプログラミングを仕事にしてきたわけではありません。そんな私がAI副業実践ノートを作り、記事を直してきた実際の流れをもとに、3つを使う場面と使わない場面を整理します。

製品説明の確認先

2026年8月27日にOpenAIのChatGPTの使い方とCodexのコードレビュー、AnthropicのClaude公式資料を確認しました。以下は機能の優劣ではなく、このサイトでの使い分けです。プランや利用できる機能は変わる場合があります。

3つの役割は、得意不得意より成果物で決めた

ChatGPTとCodexは、どちらも相談や文章作成ができます。Claudeも文章とコードを扱えます。できることだけを並べると、初心者の私には違いが分かりませんでした。

そこで、「作業のあとに何を残したいか」で分けました。

使ったAI このサイトで任せたこと 作業後に残すもの
ChatGPT 読者、記事案、構成の相談 私が選べる複数の案
Claude 記事全文の違和感と不足を指摘 採用するか判断する修正候補
Codex MDXやサイトの修正、検査、公開 変更済みのファイルと検査結果
私 体験、判断、採否、公開範囲を決める 読者へ出す最終記事

公式の案内でも、ChatGPTは質問、案出し、下書きなどに使い、Codexはデバッグ、テスト、機能実装など開発向けの作業に使う例が示されています。ただし、これは境界線ではありません。このサイトでは、作業を迷わないための担当として使っています。

ChatGPTには、記事を書く前の迷いを渡す

サイトを始めたとき、私は「AI副業」という広いテーマしか持っていませんでした。いきなり記事を書かせると、よくある副業紹介が並びます。

ChatGPTには、先に自分の状況と迷いを渡しました。

営業職の会社員で、Web制作は未経験です。
AIを使えば副業を形にできるのか、自分で試した過程を公開します。
成功者として書かず、失敗と未確定の結果も残します。
この条件で、読者が最初に知りたい疑問を5つ出してください。

返ってきた案は、そのまま記事一覧にしません。自分が実際に試せるか、公式情報を確認できるか、既存記事と重ならないかを見て選びます。

OpenAIのプロンプト案内には、目的、必要な背景、出力形式、変えてほしくない条件を伝える方法があります。私は「成功したように書かない」「未使用サービスの体験を作らない」を、変えてほしくない条件として渡しています。

Codexには、変更する場所と終了条件を渡す

記事の軸が決まったら、Codexへ移ります。文章だけでなく、MDXの項目、内部リンク、記事一覧、関連記事、サイトマップまで一緒に確認したいからです。

依頼するときは、次のように終了条件まで書きます。

新しい記事をMDXで追加する。
公開日は2026年8月27日、著者はレン。
既存記事と重複する段落を避け、内部リンクを2本以上入れる。
体験、公式情報、判断を分ける。
追加後に文章ルールの検査、型チェック、ビルドを行う。
エラーがあれば公開せずに直す。

「記事を書いて」だけでは、どこまで終わればよいか分かりません。ファイルへ追加するのか、下書きで止めるのか、公開まで進めるのかを明記します。

修正対象と終了条件を一つの形へまとめた例は、Codexへの指示文とサイト修正のプロンプト例に載せました。

Codexが修正した後も、私は差分と公開画面を読みます。公式資料では、Codexがコミット前の変更を確認し、優先度付きの指摘を出すコードレビューも案内されています。文章の事実確認とは別ですが、サイト側の壊れ方を探すのに使えます。

Claudeには、点数より「どこで信用を落とすか」を聞く

このサイトでは、記事全文をClaudeへ渡してレビューしたことがあります。エックスサーバーの記事は初回35点で、指摘を受けて直した後は46点になりました。

役に立ったのは、点数そのものではありません。表と本文が同じことを繰り返している箇所や、契約していない事実が後ろに隠れている箇所を探せたことです。

現在は、次の観点を付けて全文を渡します。

冒頭で、運営者がなぜこの行動をしたのか分かるか。
営業職でWeb未経験という人物像と矛盾していないか。
実体験のない感想や、根拠のない数字がないか。
同じ結論を言い換えて繰り返していないか。
広告や内部リンクが、本文の疑問から自然につながっているか。
問題のある一文を引用し、理由と修正案を分けて示してほしい。

点数だけを上げようとすると、見出しやまとめが増え、かえってAIらしい文章になることがあります。Claudeの提案に新しい感情や体験が足されていたら採用しません。

3つのAIを使っても、事実確認は1回で終わらない

実際の流れは、きれいな一本道ではありません。

  1. 私が体験と疑問をメモする
  2. ChatGPTで記事の角度を比べる
  3. Codexが既存記事と公式資料を確認してMDXへ書く
  4. 私が公開画面で読み、違和感を戻す
  5. 必要な記事だけClaudeへ全文レビューを頼む
  6. Codexが採用した修正を反映し、検査する
  7. 私が最終確認して公開する

公開後に問題が見つかれば、また3番か4番へ戻ります。AI文章の冒頭を直した編集記録も、一度公開した記事への違和感からルールを作り直した例です。

記事の事実を確認する工程は、AIの回答を公開する前の事実確認7ステップへ分けました。AI同士で同じ答えが返っても、元の公式ページと一致するとは限りません。

3つ使うと、手間も増える

AIを切り替えるたびに、背景、人物像、記事全文を渡し直します。外出先でログインを続けられず、作業を中断した日もありました。同じ指摘を別の言葉で返され、読む量だけ増える日もあります。

顧客名、パスワード、APIキー、広告管理画面の個人情報は、記事レビューに不要です。必要な文章だけを渡し、認証情報を貼らないようにします。

短いお知らせ文や、誤字を1か所直すだけならCodexだけで足ります。記事の方向が決まっていないなら、ChatGPTとの会話だけで止めても構いません。毎回3つ使うことを作業ルールにすると、道具を回すこと自体が目的になります。

私なら、役割が重なる日は1つ減らす

新しい企画を考え、長い記事を書き、サイトへ反映する日なら3つを使います。反対に、修正箇所が決まっている日はCodexだけにします。別の視点が本当に必要な記事だけ、Claudeへ渡します。

次に記事を作るときも、最初に私が体験と不明点を書きます。そのメモがないまま、3つのAIへ順番に文章を作らせる方法には戻りません。

ChatGPTとCodexの違いをもう少し基本から確認したい人は、このサイト制作でのChatGPTとCodexの使い分けへ進んでください。サイトの企画から公開まで何を任せたかは、Web未経験からCodexでサイトを作った記録で時系列に読めます。